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四国アート・建築三昧の旅:その⑤家プロジェクト

直島の見どころ、家プロジェクト
空家となった古い民家をアーティストが改修してひとつの作品にします。
まずは人気のある「南寺(安藤忠雄氏設計)」の整理券をもらいに行きます。
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南寺横の公衆トイレも安藤忠雄氏の設計で、ユニバーサルトイレも併設されています。
が、しかし・・・
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トイレにたどり着くまでの通路は砂利で車いす利用者には辛いのです。
ちょうどタイミングよく、通路に苦しんでいる車いす利用者Aさんに会いました(笑)
建築士であるAさんは、安藤氏のユニバーサルトイレについていろいろとコメントしておられました。
整理券を入手し、南寺の見学時間が来るまで他のプロジェクトを見て回ります。
その中で「いいな!」と思った2点を紹介します。
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護王神社のガラスの階段は、一見したときには「何でわざわざガラスなの?」と思いましたが、地下から覗いてみると、階段をガラスで作った意図がよくわかりました。
地下に続くガラスの階段。
晴れていたならば、ガラスを通して地下に届く光が幻想的だったことでしょう。
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ゆっくり見学をしすぎて南寺の見学時間に滑り込みセーフ。
南寺の中は長野の善光寺のように進む道が真っ暗。
闇の中を恐る恐る進んだ後、ベンチに腰掛けて黙って前を見ます。
真っ暗闇の中、前方には何も見えません。
そのうちだんだん目がなじんてきて、前方に白い壁のような光が見えてきます。
光が見えるともう怖くありません。
光の方向へ進み後ろを振り返ったときには、最初歩いてきた闇の道がはっきりと見えるのです。
闇の中でもしばらく経つと目が慣れるという性質を上手に使っています。
とても感動してしまいました。
さて、この後いよいよあこがれのベネッセハウスへチェックインします。
続きはまた次回。

by akikobeya | 2008-11-01 22:11 | ぶらり、おでかけ